03-6657-1951 事前にご連絡頂ければ時間外も対応いたします。
お気軽にお問合せください。
営業時間
平日9:00~18:00

不動産登記に関する記事一覧

  1. 神木司法書士事務所 >
  2. 不動産登記に関する記事一覧

不動産登記

不動産登記を行うことによって、対象となる不動産に設定されている権利を第三者に対し主張することが可能になります。
そしてこの不動産登記にはいくつかの効力が存在します。それが「対抗力」と「権利推定能力」と「形式確定能力」の3つです。

対抗力とは、「登記がなければ第三者に対し権利変動を対抗することが出来ない」と言った効力です。
仮に所有権が移転したとしても登記を行っていなければ、売主が2重に譲渡した登記を持つ別の買主に主張することが出来ない、と言った効力の事を対抗力と呼びます。
次に権利推定能力があります。
これは「登記された事項については、仮に虚偽の内容であったとしても一応真実であると推定される」と言った効力の事です。もし、登記された事項を覆すためには、真の権利者が自らの権利について主張・立証を行う必要があります。
最後に形式確定能力が挙げられます。
これは「仮にある登記が権利を伴わない無効なものであったとしても、これを無視して登記することが出来ない」と言った効力を有するものです。これも権利推定能力と同様に、真の権利者が正しい権利について主張・立証しなければなりません。

なお、不動産登記に関しては登記を信頼したが実態が異なっていた人を保護する「公信力」は認められていないため、注意が必要になります。。

これら3つの効力があることによって、不動産取引の安全性が確保され円滑な取引を行うことが可能となるのです。このように不動産登記は非常に大切なものです。
したがって、不動産売買・贈与・遺贈・所有権保存・住所や氏名変更などにより、権利や登記内容に変動が発生した時には、速やかに登記申請を行う必要があります。

神木司法書士事務所では、墨田区、台東区、江東区、足立区、において不動産登記に関するご相談をお待ちしております。
どのような問題であっても真摯に対応させていただきますので、まずはお気軽にご相談ください。

不動産登記に関する基礎知識や事例

  • 不動産登記は自分でできるのか不動産登記は自分でできるのか

    不動産を取得した際には、登記と呼ばれる登録を行わなければ土地の所有権を第三者に対して主張することが出来ません。 この不動産について対抗力を持たせることを「不動産登記」と呼びます。 この登記は対象...

  • 不動産登記を司法書士に依頼するメリット不動産登記を司法書士に依頼するメリット

    不動産の売買などによって権利関係が変動した場合には、不動産登記を行わなければ第三者に対して所有権を主張することが出来ません。 この不動産登記は個人で行うことも不可能ではありませんが、個人で行う際...

  • 不動産登記に関するご相談は神木司法書士事務所にお任せください不動産登記に関するご相談は神木司法書士事務所にお任せください

    土地や建物などの不動産は非常に高価な資産価値を持つため、きちんと登記を行っていないと不毛な争いに巻き込まれてしまう可能性があります。 しかし、不動産登記を個人で行うことは非常に面倒であると言えま...

  • 売買の登記売買の登記

    土地や建物の不動産を購入した際には、登記を行わなければ第三者に所有権を対抗することが出来ません。 したがって不動産売買を行った際には「所有権移転登記」を行う必要があります。所有権移転登記を行う不...

  • 贈与の登記贈与の登記

    土地や建物を身内に無償で引き渡すことの事を「贈与」と呼びます。 例を挙げると、「親から土地を譲り受けた」や「マイホームを妻の名義に変更したい」などと言ったケースは、全てお金のやり取りが存在せず不...

  • 遺贈の登記遺贈の登記

    遺贈とは、土地や建物などの不動産を「遺言」により贈与することを指します。この遺贈が利用される多くのケースは、「相続人以外の第三者に不動産を贈与する」と言った状況の下で利用されます。 この遺贈によ...

  • 所有権保存の登記所有権保存の登記

    登記簿謄本から見られる登記事項証明書を実際に確認してみると「表題部」と「権利部」の2つの欄がある事が分かります。表題部には不動産の所在地や建物の種類・構造などに関する登記が記録されており、一方の...

  • 住所・氏名変更の登記住所・氏名変更の登記

    引っ越しや結婚・などによって氏名や住所が変更した場合には、運転免許書や住民票の内容を変更するのと同様に、不動産の登記に関しても変更の申請を行う必要があります。 しかしながら、氏名や住所の登記を行...

  • 登記事項証明書の種類や取得方法登記事項証明書の種類や取得方法

    登記簿謄本は、現在では登記事項証明書と呼ばれているもので、これは、昔は登記簿が紙で管理されており、登記所でコピーしてもらっていたものですが、現在では、登記簿もデータで管理されているため、登記事項...

  • 江東区の不動産登記は神木司法書士事務所にご相談ください江東区の不動産登記は神木司法書士事務所にご相談ください

    不動産登記とは、公的に管理された不動産登記簿に、不動産(土地や建物など)の所在や面積、当該不動産について生じた権利の発生、変動、消滅に関する事項を記載することをいいます。 登記簿に記載することで...

  • 抵当権設定登記抵当権設定登記

    抵当権設定登記とは、債務者が債務を履行できない場合に、債権者が競売等を実行して債権を確保する権利が設定されている旨を帳簿に記載することをいいます。 具体的にこの抵当権設定が行われるのは、不動産...

  • 住宅ローン完済後の抵当権抹消手続き住宅ローン完済後の抵当権抹消手続き

    ■抵当権とは そもそも抵当権とは、債権者が債権の担保として債務者又は第三者から占有を移さずして提供を受けた不動産などにつき、他の債権者に先立って自己の債権の弁済を受けることのできる約定担保物権で...

  • 不動産を共有名義にすることで起こりやすいトラブルとは?不動産を共有名義にすることで起こりやすいトラブルとは?

    不動産を共有名義にすることは、相続を受けた不動産や、夫婦で購入した不動産などの場合によく見られます。 もっとも、共有名義の不動産には、さまざまなトラブルが発生する可能性があるため、注意が必...

神木司法書士事務所が提供する基礎知識

  • 【相続登記の義務化】義務化の内容は?過去の相続も対象になる?

    【相続登記の義務化】義務化の内容は?過去の相続も対象になる?

    相続登記の義務化は、2024年4月1日から行われます。 これにより、相続によって不動産の所有権が...

  • 遺言書にはどんな効力があるか

    遺言書にはどんな効力があるか

    遺言書をあらかじめ作成しておくことで、家族の中での財産争いを防ぐことができます。また、遺言書を利用して...

  • 遺産分割協議書の作成

    遺産分割協議書の作成

    遺産分割協議書は、どのように作成するのでしょうか。以下解説していきます。 まず、遺産分割協議書の作成...

  • 後見監督人の同意が必要になるケースとは

    後見監督人の同意が必要になるケースとは

    後見監督人とは、後見人が適正に業務を行っているかを監督する者をいいます。後見監督人の選任は、家庭裁判所...

  • 自筆証書遺言

    自筆証書遺言

    ■自筆証書遺言(民法968条) ・方式要件 自筆証書遺言は以下の要件を満たしたものでなければなりません...

  • 会社の設立登記

    会社の設立登記

    登記とは、会社情報を法務局に申請することを言います。 個人事業主であれば法務局に出向いて登記を行う必要...

  • 相続放棄

    相続放棄

    相続放棄とは、一切の遺産を相続することなく放棄することをいいます。 相続放棄のメリットとして、初めか...

  • 抵当権設定登記

    抵当権設定登記

    抵当権設定登記とは、債務者が債務を履行できない場合に、債権者が競売等を実行して債権を確保する権利が設定...

  • 登記事項証明書の種類や取得方法

    登記事項証明書の種類や取得方法

    登記簿謄本は、現在では登記事項証明書と呼ばれているもので、これは、昔は登記簿が紙で管理されており、登記...

よく検索されるキーワード

ページトップへ