引っ越しや結婚・などによって氏名や住所が変更した場合には、運転免許書や住民票の内容を変更するのと同様に、不動産の登記に関しても変更の申請を行う必要があります。
しかしながら、氏名や住所の登記を行わなかったからと言って所有権などの権利が消滅する訳ではありません。
そのため「氏名や住所が変更しても変更の申請登記を行っていない」といった方もいらっしゃると思います。
ただ、変更の登記を行っていないと肝心な時に所有権を第三者に主張できなかったり、抵当権の設定が認められないと言った弊害が生じる可能性があります。
加えて、事前に変更登記を行わなければ元の情報を証明する書類が必要とされるケースもあるため、かえって面倒な事態に巻き込まれる可能性があります。
したがって、後の不毛なトラブルに巻き込まれないためにも、住所や氏名を変更した際にはすみやかに登記簿の情報を更新することが大切だと言えます。
住所移転による変更の申請を行うために必要な登記原因証明情報として、過去の住所から現在に至るまでの住民票が必要になります。
その一方で、氏名変更の申請を行うためには、戸籍謄本や本籍入りの住民票が必要になります。
これらの書類と登記申請書を対象となる不動産を管轄する法務局へ提出し、書類に不備がなければ登記が完了されます。
神木司法書士事務所では、墨田区、台東区、江東区、足立区、において住所・氏名変更登記に関するご相談をお待ちしております。
住所・氏名変更の登記に関して疑問をお持ちの方がいらっしゃいましたら、まずはお気軽にご相談ください。
住所・氏名変更の登記
神木司法書士事務所が提供する基礎知識
-
株式会社設立で知っておきたい登記の手続きと流れ
株式会社を設立するにあたって手続きの流れや、必要な書類・費用について、分からない方も多いのではないで...
-
相続に関するご相談は神木司法書士事務所にお任せください
神木司法書士事務所は、地域に根差し、法律に精通した司法書士が、日々相続手続き業務を行っています。 相続...
-
家族信託のメリット
家族信託のメリットの一つは何といってもその柔軟性の高さにあります。例えば成年後見制度では実現できない財...
-
家族信託のデメリットや注意点
家族信託は信頼できる家族に財産管理を依頼することができる一方で、デメリットや注意点があります。そのため...
-
相続人申告登記とは?新設された背景や手続き方法・必要書類など
相続制度において新設された、相続人申告登記をご存じでしょうか。 この新たな制度について、新設され...
-
独身の人が亡くなった場合、法定相続人は誰になる?
■法定相続人 相続人の範囲は民法で定められており、これを法定相続人と言います。 このとき、配偶者は常に...
-
自筆証書遺言
■自筆証書遺言(民法968条) ・方式要件 自筆証書遺言は以下の要件を満たしたものでなければなりません...
-
遺産分割協議書とは
遺産分割協議をする際、遺産分割協議書を作成することとなります。 では、遺産分割協議書とは、どのような...
-
公正証書遺言があっても遺留分を請求されることはある?
遺言には、3つの種類があり、それぞれ、自筆証書遺言、公正証書遺言、秘密証書遺言といいます。 遺言...