引っ越しや結婚・などによって氏名や住所が変更した場合には、運転免許書や住民票の内容を変更するのと同様に、不動産の登記に関しても変更の申請を行う必要があります。
しかしながら、氏名や住所の登記を行わなかったからと言って所有権などの権利が消滅する訳ではありません。
そのため「氏名や住所が変更しても変更の申請登記を行っていない」といった方もいらっしゃると思います。
ただ、変更の登記を行っていないと肝心な時に所有権を第三者に主張できなかったり、抵当権の設定が認められないと言った弊害が生じる可能性があります。
加えて、事前に変更登記を行わなければ元の情報を証明する書類が必要とされるケースもあるため、かえって面倒な事態に巻き込まれる可能性があります。
したがって、後の不毛なトラブルに巻き込まれないためにも、住所や氏名を変更した際にはすみやかに登記簿の情報を更新することが大切だと言えます。
住所移転による変更の申請を行うために必要な登記原因証明情報として、過去の住所から現在に至るまでの住民票が必要になります。
その一方で、氏名変更の申請を行うためには、戸籍謄本や本籍入りの住民票が必要になります。
これらの書類と登記申請書を対象となる不動産を管轄する法務局へ提出し、書類に不備がなければ登記が完了されます。
神木司法書士事務所では、墨田区、台東区、江東区、足立区、において住所・氏名変更登記に関するご相談をお待ちしております。
住所・氏名変更の登記に関して疑問をお持ちの方がいらっしゃいましたら、まずはお気軽にご相談ください。
住所・氏名変更の登記
神木司法書士事務所が提供する基礎知識
-
成年後見登記制度
■成年後見登記制度とは 成年後見登記制度は、法定後見と任意後見に関する事項について一定の範囲の人に公示...
-
家族信託の手続きは自分でできる?司法書士に依頼するメリットとは
■家族信託とは 家族信託は、自分自身での財産の管理が困難になった時に備えて、自分の不動産や預貯金などの...
-
不動産登記に関するご相談は神木司法書士事務所にお任せください
土地や建物などの不動産は非常に高価な資産価値を持つため、きちんと登記を行っていないと不毛な争いに巻き込...
-
株式会社設立で知っておきたい登記の手続きと流れ
株式会社を設立するにあたって手続きの流れや、必要な書類・費用について、分からない方も多いのではないで...
-
遺言書の検認
■遺言書の検認の意義 遺言書の検認は、遺言書の保管者や発見者が、遺言書の死亡を知った後、家庭裁判所に遺...
-
会社設立を司法書士に依頼するメリット
司法書士は登記の専門家です。 そのため、税理士や行政書士といった他の専門家と違って、会社設立の際の登記...
-
司法書士に遺産分割協議書の作成を依頼するメリット
遺産分割協議書は相続に関する重要な書類です。自分でも作成できますが、司法書士に頼むメリットも多くあり...
-
不動産の抵当権抹消登記
被相続人の所有していた不動産に抵当権が設定されており、抵当権設定登記を抹消したい場合には、どのような手...
-
不動産を家族信託するメリットや注意点を詳しく解説
家族信託は、親の財産を子どもが管理する仕組みです。不動産の有効活用や長期的な資産管理ができる反面、コ...