遺産分割協議書は相続に関する重要な書類です。自分でも作成できますが、司法書士に頼むメリットも多くあります。
この記事では、遺産分割協議書の基本と司法書士に依頼するメリットを詳しく解説します。
遺産分割協議書とは?
遺産分割協議書とは、相続が発生した際に、相続人全員で遺産をどのように分けるか話し合った内容(遺産分割協議)をまとめた書類のことです。
遺産には、預貯金や不動産、株式など、さまざまなものが含まれます。
これらを誰がどのように相続するか、相続人全員で話し合い、その内容を明確に記録しておくことが重要です。
遺産分割協議書は自分で作れる?
遺産分割協議書は、相続人自身で作成することができます。
インターネット上には、無料でダウンロードできるテンプレートも数多く存在するため、手軽に作成することが可能です。
ただし、次のような場合は専門家に頼むようにしましょう。
- 相続をめぐってもめごとがある
- 遺産の金額が大きい、または種類が多い
- 不動産が遺産に含まれる
このような複雑な要素がある相続の場合、司法書士などの専門家に相談することをおすすめします。
専門家は法律や手続きに詳しいので、トラブルを未然に防ぐことが可能です。
司法書士に遺産分割協議書の作成を頼むメリット
自分で遺産分割協議書を作ることはできますが、司法書士に任せるとたくさんのメリットがあります。
ここでは、そのメリットをいくつか紹介しましょう。
ミスのない協議書作成で後々のトラブルを予防
遺産分割協議書は、不動産や預貯金、株式などの名義変更や解約手続き、そして相続税の申告に必要となる重要な書類です。
特に、不動産の名義変更手続きでは、法務局に提出する書類に誤字脱字があると手続きが認められないケースがあります。
司法書士は、法務局への書類提出を日常的に行っているため正確な書類作成が可能です。
後々のトラブルを避けるためにも、司法書士に依頼し、安心して手続きを進めましょう。
相続人間でのトラブルを回避
相続人同士が遠方に住んでいる場合や関係が良好でない場合は、遺産分割協議が難航することがあります。
司法書士は、中立的な立場から、相続人それぞれの意見を丁寧に聞き取り、公平な遺産分割協議のサポートを行います。
また、専門的な知識に基づいて、法的に有効な遺産分割協議書を作成するため、後々のトラブルを未然に防ぐことが可能です。
相続手続きをスムーズに進められる
司法書士は相続登記の依頼を受けると、戸籍謄本などの取得や相続財産の調査、不動産登記など、複雑で時間のかかる手続きを引き受けてくれます。
相続登記には多くの書類が必要です。
ひとつでも間違いがあると、何度も法務局に行かなければなりません。
司法書士に全て任せることで、依頼者の時間と手間を大幅に節約できます。
まとめ
遺産分割協議書は、相続人が話し合って決めた遺産の分け方を記す重要な文書です。
自分で作ることもできますが、複雑な場合は司法書士に頼むようにしましょう。
司法書士に依頼すると、ミスのない文書作成、公平な内容、スムーズな手続きなど多くのメリットがあります。
遺産分割を円滑に進め、将来のトラブルを防ぐためにも、司法書士へ依頼することをおすすめします。