後見監督人とは、後見人が適正に業務を行っているかを監督する者をいいます。後見監督人の選任は、家庭裁判所が必要と認めるときに後見人の請求によって行われます。後見監督人には弁護士や司法書士などの法律のプロが選ばれるのが普通です。
後見監督人の仕事は民法851条で規定されており、以下の仕事を行うこととなります。
①後見人の事務を監督すること
②後見人が欠けた場合に、遅滞なくその選任を家庭裁判所に請求すること
③急迫の事情がある場合に、必要な処分をすること
④後見人又はその代表する者と被後見人との利益が相反する行為について被後見人を代表すること
後見人の事務の監督とは、後見人が就任して作成する財産調査・目録作成に立ち会うことや後見人に対して後見の事務の報告や財産目録の提出を求めることなどです。
後見監督人に関してご不明な点やお困りのことがございましたら、当事務所までご相談ください。
神木司法書士事務所では、墨田区を中心にご相談を承っております。なにかお困りのことやご不明な点がございましたら、当事務所までご相談ください。ご相談者さまのニーズに合わせた最適なご提案をいたします
後見監督人の同意が必要になるケースとは
神木司法書士事務所が提供する基礎知識
-

遺産分割協議書とは
遺産分割協議をする際、遺産分割協議書を作成することとなります。 では、遺産分割協議書とは、どのような...
-

会社設立にかかる費用
会社設立手続にかかる費用は約25万円と言われています。 これはあくまでも手続きにかかる費用です。資本金...
-

【司法書士が解説】共有名義の土地を相続した場合にすべきこととは?
相続した土地が共有名義の場合、何をしたら良いのでしょうか。 共有名義の土地を相続すると、さまざま...
-

会社設立の流れ
会社設立を登記の専門家である司法書士に依頼された場合、設立までの期間は自力で行う場合に比べて大幅に短縮...
-

一人っ子の家庭でも家族信託がおすすめ|その理由や注意点とは
一人っ子の方は、将来ご両親の介護や財産管理、そして相続をひとりで担うことに不安を感じていらっしゃるか...
-

贈与の登記
土地や建物を身内に無償で引き渡すことの事を「贈与」と呼びます。 例を挙げると、「親から土地を譲り受けた...
-

遺言書にはどんな効力があるか
遺言書をあらかじめ作成しておくことで、家族の中での財産争いを防ぐことができます。また、遺言書を利用して...
-

成年後見制度の種類
■成年後見制度の種類 ・法定後見と任意後見 まず、成年後見は「法定後見」と「任意後見」に分けることが...
-

法人登記
個人で事業を行うよりも会社を設立して事業を行うと、信頼を得られやすくなりまた、税金対策の面で有利になる...