登記とは、会社情報を法務局に申請することを言います。
個人事業主であれば法務局に出向いて登記を行う必要はなく、開業届を提出するだけで事業を行うことができます。しかし、会社として事業を行う上で登記申請は避けて通ることのできない手続きとなります。
登記申請にあたっては、まず定款の認証を受けておく必要があります。
定款とは会社の憲法とも称される重要なもので、会社の基本的なルールを記載した書類となります。また定款の認証に加えて、資本金の振込も済ませておく必要があります。
こうした事前準備が済んでいるようでしたら、あとは法務局に出向き書類一式を提出するだけです。近年は法務局へ出向かずともインターネットで郵送したり、管轄法務局に郵送するといった方法もありますが、その場合はマイナンバーの登録が必要となるなど、かえって手間とコストがかかってしまう場合もあるため、注意が必要です。
提出する書類は、定款や資本金の振込証明書、本人確認証明書など多岐にわたりますので、書類ミスなどがないように細心の注意を払いましょう。
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