家族信託
一方で、全く新しい制度であることに家族信託の難しさが潜んでいます。なぜなら、制度の新しさからまだ利用例が多いわけではなく、微妙なラインに関しての裁判例などもないためです。そのため契約書の作成などにおける専門家の手腕が問われることになってきます。
しかし、うまく利用すれば非常に有益な制度であることに変わりはありません。これまでの成年後見では凍結される資産の運用や、財産の受け取り手を何代も先まで指定した承継、果てはペットの世話や墓地の管理など利用方法は多岐にわたります。このような柔軟性が家族信託が画期的制度と呼ばれる所以なのです。
神木司法書士事務所では、墨田区、台東区、江東区、足立区を中心に、関東全域で家族信託、相続、成年後見、遺言などに関わる問題の解決をお手伝いさせていただいております。「家族信託を利用すれば成年後見でできないことができると聞いたがよくわからない」「遺言ではなく、遺言代用信託を用いて財産の承継を行いたい」といったお悩みは当事務所までお気軽にご連絡ください。お電話でのお問い合わせも受け付けております。また、土日や時間外での対応も可能です。家族信託でお困りのことがございましたら、まずはお気軽にご相談ください。
家族信託に関する基礎知識や事例
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独身の人が亡くなった場合、法定相続人は誰になる?
■法定相続人 相続人の範囲は民法で定められており、これを法定相続人と言います。 このとき、配偶者は常に...
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贈与の登記
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